トヨタが生産した車の中でもっとも歴史があり、今もなお人気を博しているのが「ランドクルーザー」です。また、似ている名の「ランドクルーザープラド」と呼ばれるシリーズも販売されています。では、この二つの車はどのような違いがあるのでしょうか。

»プラドは日常生活で楽しめるランドクルーザー

ランドクルーザープラドは、ランドクルーザーよりもボディサイズが少しコンパクトな車です。ランドクルーザーは本格的なSUVとして悪路走破性に優れており、砂漠や山道といった過酷なルートを走破する「ダカールラリー」と呼ばれるレースでも何度も優勝しています。しかし、そのような悪路走破性は日本で日常生活を送る場面では、過剰な装備でした。そういった装備を軽量化して街中走行を楽しむ人に向けて販売されたのがランドクルーザープラドです。

»エンジンの大きさ

普通車と比べるとどちらもエンジンは大きいですが、その中でも違いがあります。4600ccV8エンジンであるランドクルーザーに対して、ランドクルーザープラドは2700cc直4と4000ccV6があります。2700ccは、オフロード走行は厳しいかもしれませんが、4000ccV6エンジンを搭載しているものなら、ランドクルーザーに引けを取らないパワーを持っています。

»排気量・馬力

ランドクルーザープラドとランドクルーザーでは排気量や馬力も違います。ランドクルーザーの排気量が4608cc～4663ccである一方で、ランドクルーザープラドは2693cc～3955ccとなっており、排気量は少ないです。また、ランドクルーザーの馬力は288馬力～318馬力なのに対し、ランドクルーザープラドは163馬力～276馬力です。このように、ランドクルーザープラドは排気量も馬力も小さくコンパクトだということがわかります。

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