トヨタのランドクルーザープラドは、耐久性や悪路走破性などタフさが売りの本格的なSUVである従来のランドクルーザーに対して、舗装された道での乗り心地と使いやすさを追求して製造された乗用車感覚で使用できるランドクルーザーです。
»初代プラド「70プラド」
1984~1990年まで生産されたランドクルーザー70プラドは、コイルスプリングが搭載され、乗用車のように使える乗り心地の良さを重視して作られました。レトロなデザインは今でもなお人気を集めています。
»2代目プラド「90プラド」
1996~2002年まで生産されたのが2代目となる90プラドです。90プラドは70プラドのフレームやボディといったデザインを一新して丸みを帯びた近代的な車へと生まれ変わりました。タフなSUVの部分も引き継ぎながら、維持費は安価に抑えることができ、乗用車からSUVへの乗り換えを考える人にとって手頃なものとなっています。
»3代目プラド「120プラド」
2002~2009年まで生産されたランドクルーザープラド120は、90プラドの後継モデルとしてヨーロッパ市場をターゲットとした欧風のテイストを取り入れたデザインとなっています。従来のプラドが持つオフロード色を抑え、その一方でインテリアに本革シートや木目パネルを配置するなど高級感を取り入れたことで人気を博しました。
»4代目プラド「150プラド」
2009年から現在まで販売中なのが4代目となる150プラドです。本格的なSUVに比べて街中での操作性の高さや維持コストの低減によって、より多くのユーザーが興味を持つことのできるミドルサイズSUVとなっています。ライトさを保ちつつ、フレームやボディはスタイリッシュで強靭さがあり、悪路走破性も高いため、SUVとしての機能性も十分です。
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